Q.放送作家を始めるにあたって、やっておくべき手続きはありますか?

A.初期段階では特に無いです。まずは名刺を作ることですね。見落としがちなのは、メールアドレスやLINE(←使う頻度が多い)で、「nogizaka46.suki@〜〜〜.com」のような友達間で使うようなメアドのままだと、かなり恥ずかしいです。仕事用に「名前@〜〜〜.com」のアドレスを取得しておくべきかと。LINEの表記も同じく「放送作家・(名前)」などと連絡をくれる側が、あなたを探しやすいようにした方がいいですね。

以下は、仕事量や収入に応じて必要になっていく手続き。私の何となくの記憶で書いているので、正確な情報は各公式サイトを参考にしてください。

1.「開業届けを出す」…放送作家の活動を始めたら、まず税務署に行って開業届けを出しましょう。これを出すことによって、確定申告が「青色」になり「65万円(来年から55万円)」の控除を受けられるようになります。つまり、税金や社会保険料を安くすることが出来るのです。

2.「帳簿をつける」…今は、青色も白色も「帳簿」をつけなければなりません。私は弥生会計というソフトを使っています。税理士さんに任せていた時期もありますが、(個人の放送作家の規模であれば)自分でやったほうが断然いい。仕事の状況を把握するという意味でも大事な作業です。

今回、新型コロナにまつわる「個人事業主への給付金」が検討されていますよね。その際に「開業(しているという事実)」や「帳簿」が証明として使われる可能性があり、事業をおこなう上で1、2は欠かせないということが判ります。

3.「e-Taxに登録」…税務署に行って登録してください。ついでに、役所でマイナンバーカードも作っておきましょう。カードリーダーも千円くらいなので、買いましょう。来年からe-Taxでの確定申告は「プラス10万円」の控除が受けられるようになります。

「お金!お金!」うるさいでしょ?そうなんです、「放送作家は、面白いことだけを考えていればいい」という感覚では生きてはいけない時代。確かに私も、30代前半くらいまではお金に無頓着で、気にしたことすらなかったですが…。これからは、愛する人や自分を守っていくために「個人事業主として知っておくべき」最低限の勉強はしておくべきです。

書ききれなかったので、この続きはまた次回。意外と知られていない「日本脚本家連盟」「小規模企業共済」などについて、書きたいと思います。

放送作家・細田哲也

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