Q.仕事を増やすために、営業活動をしたほうがいいですか?

A.営業が利く相手がいるのであれば、するに越したことはないですが。果たして、放送作家における営業活動とは何なのか?という話になってくると思います。ちなみに、私は17年間で一度も営業なるものをしたことがないです。仕事の現場で成果を出したり信用を獲得することが、自然と「次に繋げる」活動になっているのだと思います。

私も若手時代、そうだったのですが。番組作りにおいて、ついディレクターとだけやりとりしてしまいがち(←作家あるある)。しかしこれ、とんでもない機会損失を起こしています。例えば、とあるアーティストの番組を担当したとしたら。ディレクターと打合せして台本を納品して「はい、終了〜」…ではなく、なるべく、いろんな人と絡むように心掛ける。

・ディレクター
・AD
・技術チーム
・制作プロデューサー
・媒体プロデューサー
・番組付きの広告代理店
・アーティスト付きの広告代理店
・アーティストご本人
・マネージャー(所属事務所)
・プロモーター(レコード会社)
・衣装さん
・メイクさん
and more…

たった一つの案件で、実はこれだけの人と関わりを持つことができます。「全員に媚びろ」ということではなく、程よくコミニケーションを取っておくことによって、自分自身が仕事をしやすい環境を作る。何でもいいんです、現場で会った時に「コロナ、大変ですね〜」とか話しかけてみる。話自体が盛り上がらなくても、会話をすることによって人間距離は縮まります。

放送作家は今、放送局や制作会社から仕事だけではなく。広告代理店からのCM案件や、事務所やレコード会社が自前でおこなう生配信。ひいてはタレントさんご本人からYouTubeチャンネルの依頼もあります。仕事の依頼の99%は「知り合い」から来ます、当たり前のことです。有名人でもない限り、会ったこともない人が突然、あなたに仕事をくれるわけないですよね。

「この人に頼みたい!」と思ってくれる人をいかに増やすか、がポイント。まずは、これを意識してみると良いかもしれません。

放送作家・細田哲也

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