Q.放送作家のスクールに通ったほうがいいですか?

A.通わないほうがいいです。もちろん、その人の人生なので取捨選択は自由ですが、私のイメージからすると「スクールに通う=アイデアの無い人」です。うちの作家グループにもスクールに通った経験のある人がたくさんいます。聞けば、授業料はおよそ50万円。半年間、週1〜2で通うというスタイル。

スクール卒業後は、系列の劇場で「舞台進行(=AD)」をやるか、作家事務所に斡旋され下働きからスタート。前者は(コンプライアンス上)、今は数千円の日給は出るらしいですが。後者は、ただの「預かり」なので仕事をもらえなければ所属しているだけ、という状態です。

スクールといえども、専門学校のように資格が取れるわけでもなく。業界内でも「スクール出身である」ことは何のブランドにもなりません、むしろマイナスイメージ「あなたが考える50万円の使い道って、それ?」って思っちゃいます。今の時代、50万円もあればたくさん自己投資できますよね。

YouTubeで動画を作る運転資金にしてもいいし、タレントにオファーしてイベントを開催するもよし。SNSで業界人にアポを取って「3万円の高級ディナーに招待するので、食事の間、お話を聞かせてください」とお願いして会ってみる、とか。後々ネタとして回収できるかもしれないもの、それが投資。

「50万円の使い道」という大喜利に対して、「スクールに通いました」ではIPPON!!!とはならない。私は、そう考えます。

とはいえ結局は、個人の自由。現行のスクールさんの営業妨害をしたいとも思っておりません。「放送作家になりたい」に対して目に見える選択肢が限られていることは事実です。だからこそ「選択肢を自分で作り出す」ことをやってみてください。それが、あなたの為になります。

放送作家・細田哲也

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